早いもので、サルバドールを後にしてから今日でちょうど1か月。

今更繰り返すのもなんですが、私は、カポエィラをするためにサルバドールに行ったのです。

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バーハの灯台前、カンドンブレのテヘイロ、メストレ ザンビのバチザード、イエマンジャの祭、チンバラーダのライブ、そしてメストレビンバのメモリアル。
いくつものホーダに参加しました。たくさんジョーゴしました。
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月の浜辺や海岸の公園、死の砂浜ランやどこまで続く?ロードランニング、きつかったけど楽しい練習もいっぱいやりました。
貴重な経験をたくさんさせてもらいました。
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そしてなにより多くのカポエィリスタたちに出会いました。

充実した時を送ることができたこと、メストレ トニーをはじめ、たくさんの他団体のメストレのみなさん、そしてテンポの仲間たちに、あらためてお礼をいいたいと思います。

もちろん、アニーをはじめ、アカデミーアのみんな。
お世話になりました。
ありがとうございました。

お礼の方法のひとつとして、何年か後に、
「あのフォルチはまだ現役でカポエィラやっているのか」
と懐かしんで喜んでもらえたらなぁ、と思っています。

しょぼくて恥ずかしいんですけどね、ちょっとだけ。
私のカポエィラ人生で、忘れることのできないホーダのひとつになりました。
 

ジョーゴが、好きなんです。

へぼくても、すぐに息があがってしまっても、ジョーゴが好き。
強い人に向かっていって、手も足も出なくて、軽くあしらわれても、好き。
もちろんうまくかみあって、いい感じの流れでジョーゴできたときが、一番好き。

願わくは、いつまでもジョーゴをしたい。
いつまで、できるんだろう。

新しいアカデミーアの完成は、いつごろになるのかな。
窓から海が見える新アカデミーアでは、きっとオンジーナの海風を感じながら、ジョーゴができるんでしょうね。

私は、その新しいアカデミーアでジョーゴするチャンスがあるのかなぁ。


フォルチのサルバドール日記、これにてひとまず完結です。
お付き合いいただいて、ありがとうございました。
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ここから先は、これからサルバドールを訪れるテンポのみんなのための情報です。

気候は、夏のさかりでしたが、東京の夏ほど暑くはありませんでした。
だいたい最高気温が30℃に行くか行かないか。最低気温は、25℃を下回ることが多いです。
ブラジルの家庭ではエアコンは基本的には使わないし、まあ必要ないと思います。
ただし、車の中はエアコンガンガン効いてます。

でも、日差しは強烈です。
サングラスと帽子は、必携。
あと、日焼け止めも。

雨は降りますが、ずっと降り続くことはありませんでした。
傘を持って行きましたが、一度も使いませんでした。

虫は、あまり気になりませんでした。
もちろん、蚊とかもいるし、さされることもありますが、これも東京の街中の感じと大差ないかと思います。
あ、でも、部屋にワンプッシュするタイプの虫よけは、あったほうがいいです。
それから、ウナコーワとかムヒみたいな虫刺されの薬は、持って行ったほうがいいかも。
私は虫よけはいろいろ用意していたのに、虫刺されの薬を忘れました。
あちらの薬局で買えたのは抗ヒスタミン系のレスタミン軟膏。もちろんステロイドではないから強い薬ではないですが、なんかぺたぺたしてて。
私はスーッとする系を使い慣れているせいか、ちょっと違和感がありました。 

あと、ゴキブリとかは、ごくたまに出ました。
気になる方は、ホイホイとか持って行くといいかも。

アカデミーアの一階の部屋は、通りに面して窓があるので、開けっ放しにはできません。
やや空気がこもりがちです。ファブリーズみたいな、部屋用の消臭剤とかあるといいかもしれません。

両替については、私は今回、クレジットカードでのキャッシングをしました。
4桁の暗証番号があれば、ATMを操作して、Realを直接引き出せます。
レートも悪くなかったですね。手数料や利息を入れても、カード決済と同じくらいか、もしかしたら良かったかも。
けっこう変動していたので一概にはいえませんが、キャッシングでのレートが手数料と利息を含めて平均43.6、カード決済が43.4〜44.6でした。(1Real=日本円換算)
現金でドル経由で両替するよりは多分絶対いいです。大量の現金を持つ必要もないですし。
問題があるとすれば、請求があって初めてレートが確定する、ということでしょうか。

私はアカデミーア近くのCityBankのATMで引き出しました。
24時間営業ですが、治安的にも人通りの多い昼間にするのがいいと思います。

ただ、何ヘアイス引き出しても、一回につき17ヘアイス、という手数料なので、あんまり少額で何度もやるのは高くつきます。

日本に帰ってから、カードの引き落とし決済日まで待たずに繰り上げで返済すると、利息もその分少なくて済みます。
カード会社に金額を確認して、それを銀行振込しました。

水は、もちろんミネラルウォーターを飲みます。
注意すべきは、ボトルに入っていても水道水を入れている場合があること。
安いレストランの無料の水などあり得ることです。
必ず有料のミネラルウォーターを、自分でキャップを開けて飲んで下さい。

あと、どうなのかな、サラダとか洗うのは、水道水ですよね。
洗った後は水切りしてあるから、そこまで気にしなくてもいいのかな。
氷の場合は、水そのものだからやめたほうがいいとか。
どこまで神経質になる必要があるかは、個人差もあるんでしょうね。
歯磨きの時も、私はミネラルウォーター使っていましたが、そこまでは必要なかったのかも。
まあ、でも、旅先では慎重であるに超したことはないですよね。

ちなみに私は、胃腸はけっこう丈夫な方だと思っています。
今回、お腹を壊すとかいうことは全くありませんでした。
アカラジェみたな脂っこい食べ物も、人によっては負けちゃうこともあるかと思います。

コーヒーは、濃いヨーロピアンタイプでも薄いアメリカンでもない、
日本の喫茶店のコーヒーに近い感じで飲みやすかったですね。

アカデミーアでは毎朝アニーがネルドリップで淹れたコーヒーを、保温ポットにいれて常備してくれます。
私が家で飲んでいるコーヒーと同じような味で、毎日たくさん頂きました。

ブラジルといえば、コーヒー豆の産地としては圧倒的に世界一です。
当然ブラジル人もよくコーヒーを飲みますが、めちゃくちゃ甘くして飲みます。
砂糖の入れ方、半端じゃない。
ていうかヨーロッパなんかでもそうですけれどね。
砂糖を入れないでコーヒーを飲むのは、世界的には日本人かエスタブなアメリカ人くらいなのかもしれないです。

日用品は、基本的なものはアカデミーアのすぐ近くの店で買えます。
シャンプーとかコンディショナーとか、石けんとか、ブランド気にしなければ。
トイレットペーパーとか、水、コーラなどの飲み物とか。
パンや果物、ハムやチーズ、お菓子類も売ってるし。電池、コンセントなどの雑貨もある。
まあ、コンビニみたいなもんです。

アカデミーアでの生活に、持って行って役に立ったもの。
●プラスチックのカップ(歯磨きにも、大きなミネラルウォーターボトルから水を飲むときにも)
●大判のバスタオル(できれば2枚以上あったほうがいい)
●室内履きスリッパ(飛行機内でも役立つ)
●水に溶かすタイプの粉末スポーツ飲料(アミノバイタルのクエン酸チャージをミネラルウォーターのボトルに溶かして飲んでいました)
●ちょっとつまむお菓子類(餞別で頂いた一口羊羹が夜中に重宝しました)
●ジップロック(買ったチーズなどを冷蔵庫に入れていました)
●スプレー式虫よけ
●抗生物質(常備薬以外に、医者で出して貰うと安心です。私はまれに歯が腫れることがあるので出してもらいましたが、最後に風邪を引いた時に使いました)
●大判ウエットティッシュ
●水泳用ゴーグル(魚が見える!)

持って行ったけどあまり役に立たなかったもの。
●ドリップ式コーヒーパック(お湯が沸かせないので、結局キッチンに行く必要がある)
●日本円(両替出来るところがすごく限られています)

持って行けばよかったかも、あってもよかったかも、のもの。
●虫刺されの薬
●部屋の消臭スプレー 
●デビットカード(クレジットカードがだめで、デビットカードのみというお店がありました。個人の債務問題でブラジル国内でもデビットカードが推奨されているようです) 
●ごきぶりホイホイ (まあ、安心材料ということで)

まあ、その他、気がついたら追加しますね。