お昼前にフォスドイグアスに到着して、出口で待っていたガイド兼ドライバーのシルビゥと合流。

今日はどうしたいか、というので、とりあえずノーアイディアだ、と答える。

イグアスの滝に関しては、一応明日がアルゼンチンサイド、明後日がブラジルサイドという予定になっています。

で、おすすめに従って、まずバードパークに行くことに。
なんか、いかにも、だよね。

ここは南米最大の規模ということです。
南米だけじゃなくって、世界各地からもたくさん集められています。

そして、そのあとは、世界第2位のダム、イタイプー。

ブラジルとパラグアイの国境を流れるパラナ川にできたこのダムは、発電量では世界一。
これは、放水路のほう。
こっちが発電所です。

放水路から水を流すのは、ダム湖が溢れそうになったとき。

写真とかではそのシーンがよく使われますが、発電しないで水を捨てちゃうわけだから、本来の姿ではないんですね。
迫力はすごいけど。
イグアスの滝を上回る流量になるそうですから。

でもここで6年ガイドをしてるシルビゥでさえ、まだ見たことないんだって。

日本のダムって、かなり山あいの急流にあるでしょ、だから出来るダム湖も細長い形になります。

でもここは、幅8キロのダム。
15年かけての大工事でした。
ダム湖もとてつもなく広い。
地球上の淡水の1%がここにあるらしいんですが、それってすごくないですか?

ブラジルとパラグアイの共同事業だから、電気は半々に分けているんですが、パラグアイは国全体の電気をこれでまかない、それでも余るのでブラジルに半分近くを売っているそうです。

見学コースは、バスでぐるっと回るんですが、パラグアイ側にも行ったわけで、そうか、パラグアイにも入国したわけ?手続きとかはしてないけど。

イタイプーというのは、インディオの言葉て、しゃべる岩ということらしいです。

土地の名前はインディオの言葉とか多いですね。
イグアスとか、パラナとか。

伝説があって、太古の昔、神に捧げられた生贄の少女と恋に落ちた勇者、神の怒りから二人で逃げる訳ですが、実はこの神は大蛇。
激しい闘いの末、勇者が遂にその大蛇を倒すと、そのしかばねが川に大きな裂け目を作り、それがイグアスの滝となりました。
めでたしめでたし。

南米一と世界第二を見て、明日はいよいよ世界最大の滝を目指しますよ!