結局先頭のブロコがオンジーナまで来たのは、8時近くなってからでした。
こうやって、カマロッチの前で止めて、何曲か歌うわけです。
お高いカマロッチ サルヴァドールから、大勢の観客が手を振ります。

というわけで、私はピポッカデビュー。

ピポッカというのは、ボップコーンのことですけど、カマロッチやブロコにお金を払っていない、ただ見客の事をいいます。
まあ、その分、治安が良くないとか、いろいろあるわけですけど、ピポッカだってちゃんとしたというか、参加方法の一つです。
電力会社の撒いている感電注意のチラシでも、ピポッカの人、ブロコの人、カマロッチの人、と呼びかけてます。
先頭から3つ目までは、ピポッカ専用というか、有料ブロコメンバーがいませんでした。
プロモーション的なのかな。
そういうブロコもいっぱいあります。
一方、通常のブロコは、こんな風に揃いのアバダを着ます。
人気歌手とかね。

ここは黄色のアバダ。
左側で赤いのを着てるのは、ロープを持つ係員。
彼らががっちりガードしていて、ロープから中は、アバダ着用じゃないと入れない仕組みです。
で、その外側にピポッカがいる、という構造ですね。
みんな、踊ったり、歩いたり、ただ走り回ってたり。
そんなだから、こんな風に警官が大勢います。
なぜか必ず五人組なんですよね。どうしてだろ。

結構しょっ引かれてましたよ。
酔って喧嘩、というパターンが一番多いみたい。
今宵一番盛り上がったのでは、と思われるのがこれ。
テレビ局関連のカマロッチだと思うんですが、生中継スタジオ風に組んであって、その前で歌うブロコ側の男性歌手と、せり出しステージに乗った女性歌手とのデュオを展開しました。
異様なくらいの盛り上がり。
多分、どちらも大人気、の組み合わせなんだと思います。
すみません、私はよく知らなくて。
でも、知らなくてもすごく素敵でした。
ちなみに男性のはうは、この直前に、サバドサルヴァドールというのを歌ってました。
ご当地ソング?

カマロッチのアバダを着てピポッカしてる人も多いです。そこら辺は自由気まま。

まあこれが多分朝5時まで続くわけですけど、私は3時近くでリタイア。

トニーやテンポの仲間たちと回っていたんですけれど、ゴメン、先に戻るね。
先は長いので、初日はこれにて引き上げました。
沿道には、ビールだけじゃなくて食べ物屋台もいっぱいでてるわけですが、これはこちらでもけっこうポピュラーなヤキソバ。
どうしてYAKISOBAじゃなくってYAKISSOBAとSを重ねるかというと、多分ポル語読みでは、SOBAたとゾバになるからでしょうかね。